2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

次期情報本部長予想

自衛隊の情報機関のトップである情報本部長の人事を予想する。ここのトップである情報本部長は少し特殊なポストで、①陸海空の持ち回りポストであることと、②同期や後輩から幕僚長が出ても辞める必要のないポストであることが一般的なポストと異なる。 ①に関…

【主張】省庁大学校の格差

私たちが入学するような普通の大学(東京大学・慶應大学等)の他に、文部科学省の枠組みを超えた大学がある。それが省庁大学校であり、防衛大学校や海上保安大学校などがある。防衛大学校は防衛省所管で、海上保安大学校は国土交通省所管である。警察庁所管…

【主張】幹部自衛官の定年について

幹部自衛官の定年について、尉官が55歳、2佐・3佐が56歳、1佐が57歳、将・将補が60歳、幕僚長たる将が62歳となっている。自衛官の定年が若い理由は組織の新陳代謝のため、と言われるが具体的には戦争や災害派遣で万全に動ける年齢が定年以下ということだと推…

次期海上幕僚長予想

次期海上幕僚長として私が予想するのは、伊藤弘海将(32期)である。このように予想する理由は、①期別(年齢)、②略歴、③印象である。 ①に関して:次期海上幕僚長を予想するにあたって考慮しなければならないのは次期統合幕僚長である。統合幕僚長に関しては…

次期航空幕僚長予想

次期航空幕僚長の予想に関しては、多くの予想屋と同じく内倉浩昭空将(31期)を挙げる。理由は、アメリカ留学経験と3防である。 アメリカ留学経験は国際交流に重きを置く幕僚長の資質として大きなウェイトを占めると考えられる。なお、現在の航空幕僚長もア…

次期陸上幕僚長予想

現在の吉田陸幕長(防大30期相当・東大)から陸幕長の直前ポストが各方面総監から陸上総隊司令官に変わった。陸上総隊自体新しい組織で過渡期ということもあり、断言はできないが、これを踏襲すると考えると、次期陸上幕僚長は陸上総隊司令官の前田忠男陸将…